【レポート】Cloudflare Meetup Osaka Kick Offに参加しました! #CloudflareUG #Cloudflareug_kix
どうも!AWS事業本部オペレーション部の西村祐二です。
2023/3/20に開催されました「Cloudflare Meetup Osaka Kick Off」に参加してきましたので、レポートブログとしてまとめたいと思います。
開催場所
グランフロントにあるアールスリーインスティテュート様のgusuku Ashibinaa OSAKAで開催されました。
沖縄感があってとても良い会場でした!
セッション
はじめてのCloudflare サービスの紹介
はじめは Cloudflareエバンジェリスト 亀田さんからCloudflareのサービス紹介がありました。
- Cloudflareの特徴として基本的にリージョン、VPCがない
- 中国、ロシアを含む全世界に展開
- 海底ケーブルがある大阪、東京、福岡、沖縄に拠点がある
- Zero Trust系のサービスを提供している
- CDNの基本機能は無料で利用できる、セキュリティ系の機能が有料
- 利益を出すことよりもインターネットの安全性を高めることに注力
- Project Safekeeping、公共機関からの申込みを待っている
- DNS 1.1.1.1を提供している
- DNS 1.1.1.1は最速のDNSリゾルバー
- APNIC合同のプロジェクトをやっていた
- DNSリフレクション攻撃の軽減に貢献
- Workers
- Edgeで動くコンピューティングリソース
- JavaScript、Web Assemblyをサポート
- Node.jsは使えない
- Chromeと同じV8エンジンが使用されている
- コールドスタートがない
- 1Mまでの容量と制限があることに注意
- Workers KV
- DynamoDBのグローバルリージョン版みたいなもの
- 結果整合性モデル
- Durable Objects
- オブジェクトストレージ
- 最初にアクセスしたエッジに作成される
- 特殊
- R2
- S3互換、AWS CLIが利用できる
- 唯一リージョンの概念を持っている
- リージョンは非公開
- S3より安価、半分ほどのコストで利用できる
- D1
- SQLite
- Durable Objects上で動作
- バックアップはR2
ハンズオン
アカウント開設 https://t.co/MYVEGaRIQI
開発環境セットアップ https://t.co/hCUFBgHhvg
R2(クレジットカード必須) https://t.co/xZjbLIikaV
LT
Wranglerって何だ?
アイレット鈴木さんによるLT
なんと、札幌、福岡のMeetupにも参加しており、大阪で3回目のMeetupとのこと
AWSだとなんのツール、サービスに置き換えられるかのスライドがあって、普段AWSを利用している自分としてはとてもわかり易かったです。
flarectlは触ったことがなかったので、今度さわってみようと思います。
スライドが公開されていたのでリンクを記載
RemixアプリをWranglerでデプロイしてみた
Stripe Developer Advocateの岡本さんによるLT
RemixをPagesへデプロイ時のハマリポイントの話があってとても参考になりました。
- デプロイする際はNodeバージョンを環境変数に指定する必要がある
- PrismaはまだD1未対応
https://github.com/prisma/prisma/issues/13310
Cloudflare R2の場所を改めて確認してみる
弊社大栗さんによるLT
R2のリージョンは非公開だけど、Route53の機能を使ってリージョンを予想する話や、直近リリースされた機能のLocation Hintsの話もあってとても勉強になりました。
飛び入りLT
森さんによる飛び入りLT
イベントに参加しての感想や、「WorkersはNode.jsは使えないって言ってたけど、ハンズオンでNode.jsをインストールする必要があるってどういうことだ!」という鋭いツッコミから、なんでいいからアウトプットしていこう!という熱いメッセージもあり、 軽快なトークでとても楽しいLTでした。
所感
かなり久しぶりにオフラインの勉強会に参加しました。
参加者も多く、Cloudflareの勢い、とても熱気を感じる勉強会でした。
オンラインの勉強会もいいですが、やはり、リアルでしか体験できないオフライン勉強会の良さがあるなと思いました。
ぜひ、また参加したいと思います。
また、業務ではCloudflareを利用できる場面があれば積極的に利用していきたいなと思います。